導入事例

国
日本
従業員数
グループ全体およそ10,000名様
お話を伺った方
ITソリューション本部 プラットフォーム部 ユーザーサポート課 課長 石森 拓郎 さん 堤 友輔 さん
業種
総合エンタテインメント事業
導入目的
Teams上からの全社一斉配信・インナーマーケティング
Microsoft Teams一斉配信アプリNewCommunicator(ニューコミュニケーター)を導入いただいた、セガサミーホールディングス株式会社のご担当者に、導入の決め手や狙いをインタビュー。既存のオープンソースアプリCompany Communicator(以下CC)との違いや、便利な新機能についてお聞きしました。
セガサミーホールディングス株式会社
ITソリューション本部 プラットフォーム部 ユーザーサポート課
課長 石森 拓郎さん
堤 友輔さん
引越先を探していました

ーCCから、なぜNewCommunicatorに移行を?
4月のMicrosoft Teamsのアップデートで、CCの保守サービスが終わるという話を聞いて、他にTeamsから一斉配信ができるサービスがないかと、移行先を探していました。もともとCCは、無料で使える代わりに、ユーザー側がMicrosoft Teamsのアップデートに合わせてメンテナンスをしていかないといけないので、それなら多少お金がかかっても、代替できるサービスにしたほうが安定して使えるかなと思いまして。
ーどうやって、NewCommunicatorを発見されたのですか?
シンプルに検索ですね。「Teams_一斉配信」で。ベンダーさんに相談もしましたが、同じ結論で、第一候補に「NewCommunicator」が出てきました。
ーNewCommunicatorのリリース後、早い時期にお問い合わせをいただいたのですが、普段から新しいアプリなどへのアンテナを張られているのでしょうか?
新しいテクノロジーの情報は常に集めています。担当部門にある程度の裁量が与えられているので、使いたいサービスの導入は比較的やりやすいですし、動きも早い会社だと思います。
NewCommunicatorのここが使いやすい

ー実際にNewComminicatorをトライアル利用されて、使い勝手はいかがですか?
CCでできていたことはもちろんのこと。不便だったところが便利になっていて、更にはCCではできなかったことが、いくつも+αでできるようになっているので、そこがうれしいですね。日頃オペレーションをしていた立場としては、特に送信テンプレートを作成しながらプレビューを確認できる点が便利です。CCだとイメージした改行にならないなど、デザイン上で使いづらい部分が多くあって困っていました。
ーNewCommunicatorには実装されている嬉しい新機能は?
リンクボタンが複数配置できるのは大きな進展ですし、使い方が変わる期待があります。画像も複数枚配置できますよね。配信先が全社だけでなくて、配信先グループを柔軟に指定できることもすごくありがたい機能だし、CSVでアップロードできるのでO365管理者の手を煩わせることなく配信先を設定できます。色々挙げましたが、最も可能性を感じるのは、リンクをクリックした人を特定してトラックできることだと思います。インナーマーケティングを強化できる特別な機能だと思います。

(配信記事作成画面)

(アクティビティレポート)
ーCCではいくつかの制限があったのですね
CCではリンクや画像がひとつしか貼れなくて、伝えられる情報が少なかったのですが、社内においてTeamsからの一斉配信ニーズが強かったので何とか使っていました。NewCommnicatorではその制限がなくなるので、より効果的に情報発信ができていくことを期待しています。
ーコミュニティオのカスタマーサクセスの対応はいかがでしょうか?
質問や要望への対応も素早くて、満足しています。やはり、保守やメンテナンスを相談できるというのは安心感がありますね。セットアップは自社で行いましたが、迷わずに問題なく済ませることができました。
ー一斉配信でどのような内容を送られるのですか?
ゲーム事業やスポーツ事業に関する社内外のイベント情報から、健康診断や、新システムのアップデートやシステムメンテナンス、それに、トップメッセージなどなど。イントラのサイトは見ない人もいるので、Teamsから社内の情報発信を多くする体制になっています。だからこそ、NewCommunicatorの導入に迷いはありませんでした。
ーこの記事が出る頃には、動画の埋め込みも実装される予定です
それ、すごくいいですね!Microsoft Teams上で再生したいというニーズは社内でもあがっていたので、たくさん使うことになると思います。
メッセージ一斉配信以上の可能性も

ー他の使い方の可能性は?
複数のリンク設定や開封率の数値化など、送ったメッセージに対する反応を数値で把握できるので、アンケートをとって分析する、といったサーベイとしての利用が考えられると思います。
ーメッセージの一斉配信だけではなくなる?
そうですね。パルスサーベイ分析やインナーマーケティングに繋ぎ込んでいくような使い方ができるかもしれません。新しい機能を実装する際など、これからも情報交換させてください。
ーありがとうございました!
※当記事記載の所属団体・所属部署・役職、および掲載内容は取材時のものです